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なぜ主人公が外国人で、ピカチュウが名探偵なのか
同タイトルのニンテンドーDSソフトを原作にしているからだ。ここでいう外国人というのは、アジア人っぽくない容姿と「ティム・グッドマン」という名前を指している。
公開時点からずっと気になっていて、見てから調べた。原作でなぜ「主人公が外国人で、ピカチュウが名探偵なのか」は謎だ…
僕は初代ポケモンを一番プレイした人間なので、日本が舞台(カントー・ジョウトなど)、日本人の名前(サトシ・シゲルなど)に馴染みがある。
しかし、日本を一通り舞台にしたので、今の舞台は外国だ。ブラック・ホワイトはアメリカ(イッシュ)、サン・ムーンはハワイ(アローラ)、ソード・シールドはイギリス(ガラル)。ポケモンは世界的に人気なので、時代が代わったということなのだろう。
映画 名探偵ピカチュウ 評価
あらすじ
主人公ティム(21)は、長い間会っていなかったハリーが事故で亡くなった連絡を受け、ポケモンと人間が共存する街に訪れる。探偵業を営んでいたハリーの部屋で、記憶喪失のピカチュウと出会う。ハリーのパートナーだったというそのピカチュウは、自分が生きているならハリーも生きているはずだと訴える。父ハリーの事故原因を追うにあたり、事件に巻き込まれていくことになる。
見どころ
ポケモンが実写風に動いて楽しい
すごくリアルに描かれていておもしろい。人間の生活に溶け込んでいて「もし現実にポケモンがいたら」という世界が表現されていて、ファンとしては一種の感動だ。「動物を近くで見ると意外と気持ち悪い」そんな気持ちも味わえる。
【犬のようにガーディやロコンを散歩させていたり、鳩のようにポッポが飛んでいる様子は、なんだか感慨深いものがあった。電車のベロリンガは気持ち悪かった。】
背景の動物がなんのポケモンか、つい目で追っちゃう
ストーリーにはもちろん、関係のない描写でもほんとうにたくさんのポケモンが出てくる。「あ、○○がいる!」という発見が楽しい。
出てくるポケモンは、初代・人気のポケモンが多いように感じた。昔からのファンとしては、思い入れの多いポケモンが多くて嬉しい。
主人公とピカチュウがテッドみたいな関係で楽しい
喋るクマのぬいぐるみのテッドだ。下品なわけではないが「人間ではない生き物(人外)と人間の友情」が描かれている。この手の作品は好きだ。ピカチュウがおじさん声というのも共通点だ。違和感がおもしろい。
【途中で本家のピカチュウ(c.v.大谷 育江)の声になるのは笑った。】
昔ながらのでぶちゅうで可愛い
ピカチュウのデザインは、時代の流れに乗りどんどんスリムになっているのを知っているだろうか。スリムなのも可愛いが、昔ながらの太ったピカチュウ(でぶちゅう)に親しみが湧いてしまう。
【ゲッコウガがエイリアン枠】
ゲッコウガはスマブラにも参戦する人気ポケモンのはずだが、「気持ちの悪い敵」の扱いをされていて、おもしろかった。
【初代ポケモンへのリスペクト】
初代ポケモンの登場がやはり多い。メインキャラがピカチュウ・コダック・ミュウツー・リザードン。
エンディングで、初代ポケモン(ゲーム)OPアレンジがかかり、ポケモン調のデザインでキャスト紹介がされる部分は鳥肌が立った。
エンディング曲(洋楽)がすごく良い
公開時は各所で流れていたので、聞いたことあるひともいるだろう。ポケモンっぽくはないが純粋に良い曲だ。
映画 名探偵ピカチュウ 評価こんな人におすすめ
- ポケモン好きな人(特に初代)
- テッドが好きな人
- 人外友情ものが好きな人
- おとなもこどもも、おねーさんも
映画 名探偵ピカチュウ 評価まとめ
- 誰が見てもおもしろい友情・愛情物語
- ポケモン好きはとりあえず見ておくべき
僕は「ハリウッド版や実写化はだいたいハズレ」と思っているが、おもしろかった。ポケモン好きは是非見てみてほしい。
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