アークテリクス ソラノフーディを買ってほぼ毎日着ている。軽くて高機能なのに、街でも着れるミニマルデザインでおすすめだ。XSとSの試着比較・機能・使用感について書く。
僕はパーカーが好きで、冬の街でも着れる高機能なものを探していた。アウトドア製品は、街で着るには派手だったり余計なポケットが多く付きがちだが、この製品は違う。
アークテリクス ソラノフーディ概要
サイズ | S |
色 | Black |
素材 | 表:ポリエステル・裏:ナイロン |
主な機能 | 防風、耐水、透湿性(ゴアテックスINFINIUM™)・ストレッチ素材・胸部分に起毛素材・フードと裾をドローコードで調節可能 |
アークテリクス ソラノフーディレビュー
サイズ感
カナダブランドで基本的に大きい。身長172cm、55kg痩せ型の僕の場合、普段の1サイズダウンでSを選択。XSも試着したのでそれぞれ写真を撮ったが、差がわかりにくいため載せるのを辞めた。(上下黒で更にわかりにくい)
Tシャツの上から着てみた。着られてる感があるのでもう少し小さめのほうが好みだ。これ以上小さくすると袖が足りなくなるので、自分が大きくなるしかない。Sだともう1枚着てもゆとりがあり、XSだともう1枚着てぴったりだ。
スーツの上から。ポケット部分が透けてるし、裾からもはみ出ていてなかなかダサい。Sだとぴったり、XSだと窮屈だ。
見た目
ツルツルのポリエステルなので、どうしてもウィンドブレーカー感が出る。テカテカはしないがシャカシャカはする。布素材のものを着ていたが、1シーズンで袖が摩擦でぼろぼろになってしまった。耐久性や機能性を考えると割り切るしかなさそうだ。
この製品を選んだ大きな理由として、余計なデザイン・紐・ポケットがないことだ。ロゴがでかでかとないのも良い。
マウンテンパーカは胸ポケットや首元に紐がありがちだが、町中で着るのには不要だ。サイドのポケットすらも主張が無く、ミニマルで良い。ロゴは右肩にあり、胸元に何もないのは若干寂しく感じる。
袖にゴムが入ってているが、調節はできない
ポケットはジップ付きで、手の甲側が起毛素材になっている。
胴周りに起毛素材
フードの裏と裾にドローコードがあり調節できる。見えづらいデザイン。
後ろもすっきりしたデザイン。フードの先に柔らかいつばが付いている。
ちなみにフードなしの製品もラインナップされているので、そちらのほうが更にミニマルだ。(内ポケットもついてる)
使用感
軽くて風を通さず、蒸れにくいので使いやすい。デザインも思っていたとおりスッキリしていて、街で着るのにも違和感が少ないだろう。
中にTシャツ一枚で冬を乗り切ろうと思っていたが、さすがに寒かった。
胸部分は起毛素材で暖かいが、袖部分は起毛していない。着やすさ・動きやすさを重視したんだと思うが、僕の使い方では袖も起毛していたほうがありがたいと思った。
国産ブランドなどはジップが左側に付いているが、アークテリクスは右側に付いていて、最初少しと戸惑った。ジップをどっちに付けるかは地域やブランドによるらしく、カナダ製品は右側に付いているようだ。
表面は防風だが、首元や裾が開いていると当然風が入ってくるし、表面の冷気が伝わって寒くもなる。
透湿で蒸れにくくはあるが、まったく蒸れないわけではない。服に吸収された汗が逃げていかずに蒸れを感じる。蒸れないことを追い求めるには、登山で使うような速乾性インナーが必要だ。
「これ一枚あれば、どんな時でも常に快適」そんな市販の製品はまだ存在しないので、過度の期待は禁物だ。宇宙服なら温度調節してくれるようだが、10億円するし120kgあって地上を1人では歩けないらしい。
アークテリクス ソラノフーディはこんな人におすすめ
- ミニマルで高機能なマウンテンパーカーが欲しい人
- アークテリクスが好きな人
- ゴアテックスにロマンを感じる人
アークテリクス ソラノフーディまとめ
- ミニマルで高機能なマウンテンパーカー
- 袖部分は起毛していない
- 高機能だが現代の技術(防風、耐水、透湿性)に期待しすぎてはいけない
ミニマルで高機能なマウンテンパーカー使ってみてはいかがだろうか。
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