概要
大人向けの非電動キックボードを購入した。雰囲気・使用感などを書く。
購入の経緯
気分転換に、自転車よりも気軽に短距離を移動できる、乗り物が欲しくなった。下記の候補から、キックボードを購入することにした。
- キックボード:移動にある程度の体力を使うが、持って移動できて充電も不要
- ローラー・インラインスケート:一番良さそうだが、履き脱ぎが手間なのと、持って移動するにはかさばる
- 電動キックボード:楽に移動できて理想的だが、持って移動できる重さではない、充電が必要、法が整備されるまで保安部品が必要
- スケボー(その他のボード類):楽しいが、自分もボードも吹っ飛びやすく危険かつ走行音が大きめ、日本では世間の目が冷たい
レビュー
外観
シンプル・おしゃれ・かっこいいと思う。大人用ということで、子供の頃乗っていたものより全体的に大きい。
折りたたみ部分のフレームが曲線になっているが、直線のほうが好み。前タイヤが230mmなのが影響しているのだろうか。
開閉
折りたたんだ状態で届き、グリップ部分をはめ、空気を入れれば乗れる状態。
開閉は、ボード部分のフックを上に押し上げてロックを解除し、ハンドル部分を動かすだけ。開く際に持ち上げながらロックを操作すると、動かしやすい。
ベルト
幅広かつ調節も簡単で背負いやすい。約5kgの重量は、運べなくはないが長時間は嫌だなといった感じ。
走行中ハンドルにぶつかって音がするが、そんなに気にならない。
ハンドル
グリップはクロスバイクのようなタイプで持ちやすい。
グリップ部分を外して固定できるようになっているので、持ち運びに便利。鉄の出っ張りを引っ掛けて固定するので、しっかりしている。
高さは3段階調整できるが、高くすると不安定になるのと、漕ぎにくくなるので一番下で使っている。
ボード
ざらざらのテープが貼ってあり滑りにくい。
もとから後部の傾斜している部分のテープが、少し剥がれていた。他の購入者も書いていたので、剥がれやすいらしい。
左右にある程度ゆとりがあるので、すこしはみ出させれば両足でも自然に乗れる。前後もゆとりがあり、ブレーキのために漕ぎ足を自然に載せられる。
タイヤ
ホイールは金属、タイヤはチューブで前230mm、後205mmとサイズが違う。
エアタイヤなので空気を入れる必要があるが、ホイールが小さく干渉するので、手持ちの空気入れでは大変作業しづらかった。
バルブの軸がやわらかく角度をつけられるが、前はぎりぎりで、後はどうやってもフレームに干渉するので、タイヤを外す必要があった。
ブレーキ
踏んでタイヤをこすって止める。デザインがおしゃれ。
乗り心地
一般的なPUタイヤではなくエアタイヤなので、かなり乗り心地がいい。段差や凹凸も気にならずすいすい進める。
ブレーキ操作はしやすいが、減速はおまけ程度なので、降りたほうが早い。
タイヤサイズを前後で変えることで、安定感を増しているらしいが、特に体感できなかった。
気になる点
減速が大きい
タイヤ幅が大きいのと、軸部分の抵抗が多いせいか、蹴っても蹴ってもすぐ減速し、滑走感が弱い。
タイヤを浮かして回せばある程度回転し続けるはずだが、すぐに止まる。特に後輪の軸とフレームと隙間が少なく、かなり動きが悪く感じる。
社外の、空気がたくさん入るタイヤとの交換を勧める人もいたが、そもそもエアタイヤとキックボードの相性が悪いように感じたので、やめておいた。
合うPUタイヤが売ってない
事前に「エアタイヤは減速が大きい」ことは知っていたので、PUタイヤに変えるつもりでいた。
230mm、205mmのPUタイヤのバラ売りが見当たらなかったので、同社の205mmのタイヤを買ったが、まさかの合わない状態…
前はフレーム内に収まったが、軸とフレームの間に隙間があってガタが気になった。
後はそもそも軸がフレーム内に収まらなかった。PUタイヤのほうが幅が小さいので普通に収まると思っていたが、ハンマーで叩いても入らないサイズ感だし、入ったとしてもそんなきつきつじゃタイヤ回らない…
ネット上に社外タイヤも見当たらなかったので、結局PUタイヤのFR205DBをわざわざ買い直すことになった…
空気が入れにくい
空気を頻繁に入れる必要があるが、前はともかく、後ろは一般的な空気入れではタイヤを外さないと難しいと思われる。
狭いところでも使えるアダプタがあると思われるが、そもそも入れにくいのでなかなかの手間だ。
まとめ
- FRENZYのキックボードはシンプル・おしゃれ・かっこいい
- 迷ったらPUモデル:FR205DBを買う
- エアタイヤのキックボードはおすすめしない。他のモデルはもしかしたら良いのかも…?
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