体にいい水とは。水道水・天然水・シリカ水・水素水とは。安くおいしい水を選ぶ

グルメ

水は安全・おいしさ・続けやすさ・値段で選ぶのが良い。解説・比較・おすすめを書く

体にいい水とは

体に害が少ない

危険な菌や金属が少なく、体に影響が少ないもの
完全にゼロにするのは難しいが、水道水もペットボトルの水も、影響が少ない範囲で提供されてる

良い効果が期待できる

ミネラル、天然、シリカ、水素などの成分(炭酸はこの記事では扱わない)
これらは後述する

そもそも体の約半分は水分なので、適切な量をとれていなければ、それをとるだけで良い影響が期待できる

目安として1日に必要な水分の総摂取量が2Lといわれている。ここから食事の水分を引くと、おおよそ1.5Lは飲料水でとる必要がある
必要な水分の総摂取量は、体型・運動など個人差があるので、調べたり、自分の体調と相談すると良いだろう

2L必要とよく言われているから、2Lペットボトルで毎日飲んでいたら、むくんだり腹がゆるくなったという声も聞く
和食離れで味噌汁を飲む機会が減り、水分が不足してるという話も

水のミネラルの効果

水の「硬度」は、中に溶けたカルシウムとマグネシウムの合計量を炭酸カルシウム換算で数値化したもの
だいたい硬度100mg/L未満が軟水、100以上が硬水。日本の水道水は300mg/L以下という基準がある

このカルシウムとマグネシウムは必須ミネラルで、日本人はどの世代も平均摂取量が推奨量を下回っているので、水で少し補うのはあり

ただし、硬水でも1本(500ml)で摂れるマグネシウムはせいぜい数十mg規模で、1日の推奨量(成人で数百mg規模)を水だけで満たすのは難しい
主役は食事、水は補助と考えるのが良い

硬水の効果として、便通、糖質や脂質の代謝を助ける働きがあると言われている。飲みすぎるとお腹がゆるくなるので注意

日本の水は軟水が多く、いろはすなら硬度27の軟水。ミネラルをしっかり摂りたいなら、海外製の硬水を選ぶことになる
日本人は軟水に慣れているので、硬水の重たくすこし苦みのある感じは好みがわかれる

シリカ水とは

シリカ(ケイ素)は、いまのところ必須ミネラルとして確立されていないので、1日に摂るべき目安量も定められていない
ケイ素は通常の食事からの摂取で不足することは考えにくく、多く摂ることの有効性についても明確な根拠は見当たらない

根拠はないが、なんらかの効果を感じてる人もあるし、試してみるのも良いだろう

水素水とは

水に水素(水素ガス)を溶かしたとされる水のことだが、「水素水」と呼ばれるものには公的な定義がない
溶存水素の濃度もバラバラで、トクホや機能性表示食品として許可・届出されたものも、いまのところない

溶存水素が検出されなかったり、表示値より低いものも見られる。水素はそもそも抜けやすく、容器や時間しだいで中身が変わる
「痩せる」「老化防止」「様々な疾病の予防」などの表示に、合理的な根拠が認められなかったとして、景品表示法(優良誤認)で措置命令が下った会社もある

これも根拠はないが、試してみるのも良いだろう

水道水(上水)とは

水道法の52項目の水質基準をクリアした水で、安全性は法律で担保されている

安全なものの、微量の汚染・化学物質が含まれているので、気になる人は気になるだろう
とくに塩素のにおいで不味いと感じやすい

冷やしたり煮沸すると、一部の物質が減り、においも気にならなくなる
浄水器をつかうとこれらが気にならなくなるので便利だ

地域によりミネラルや塩素濃度が変わるが、日本では硬度60前後の軟水であることが多い

天然水(ミネラルウォーター)とは

「天然水」や「ミネラルウォーター」は、農林水産省の品質表示ガイドラインで4つに分かれている

– ナチュラルウォーター:特定の水源の地下水を、沈殿・ろ過・加熱殺菌だけで処理したもの
– ナチュラルミネラルウォーター:そのうち、地層のミネラルが溶け込んだ地下水を原水にしたもの
– ミネラルウォーター:品質を安定させるためにミネラル調整や複数水源の混合をしたもの
– ボトルドウォーター(飲用水):上の3つ以外。水道水を詰めたものもここ

ミネラルウォーターだからミネラルが多いとは限らない。品質表示を見よう

水道水と市販の水、品質はどっちが上か

基本的には水道水のほうが安全と言える
市販のミネラルウォーター類は食品衛生法で、殺菌・除菌ありで44項目、殺菌・除菌なしだと15項目
水道水の51項目に加え、水質管理目標設定項目27・要検討項目46まで管理されているのと比べると、検査の数は水道水が多い

水道水には塩素が入っており、配管の中でも消毒が効く(井戸水などは別)
しかし、家の蛇口にくるまでに、塩素では除去できない微量の汚染・科学物質が混じることもある

市販の水はこの懸念はないが、検査がゆるかったり、容器由来の微量の物質が混じる

どちらも腹を下したり感染症になることはほとんどないので、安全と言えるだろう

ちなみに、きれいとされる湧き水や川の水は検査なしで、何らかの菌や物質はまじっているが、ありがたがって飲む人が多い。すぐに影響が出ないなら、ある程度は気の持ちようかもしれない

比較表

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価格は時期・店・製品で変動するので目安 ▲=トップ ▼=ワースト

種類 1Lあたりの価格 特徴 手軽さ 向いてる用途
水道水 ▲ 約0.1円 検査51項目をクリア、塩素あり、基本的に軟水 ▲ どこの家にもある 毎日の常用・料理
浄水器 約0.7円(蛇口型浄水器低価格モデル) 水道水の安全性+浄水器の検査をクリア、塩素や有害物質の減少(においはなくなる)、基本的に軟水 蛇口型やポット型なら手軽 毎日の常用・料理
天然水 約80円(2L箱買い) 水源の地下水。軟水〜硬水を選べ、硬水ならミネラル補助 買う、運ぶ、捨てる手間 味・軟水/硬水の好み・ミネラル補給
シリカ水 約270円 硬水のミネラル+ケイ素(のむシリカ97mg/L)、ケイ素の効果に根拠なし 通販が中心。買う、運ぶ、捨てる手間 硬水として納得できる嗜好品
水素水 ▼ 約700円(価格差大) ▼ 水に水素を溶かしたもの。水素の効果に根拠なし、措置命令の事例あり ▼ 開栓後すぐ飲む必要。通販が中心。買う、運ぶ、捨てる手間 好きな人の嗜好品

まとめ

日本国内の一般的な水はどれも安全だ。価格と体の良さをプラスしたいかを、好みで決めると良い
ただし健康の主役は食事。シリカや水素の効果は、いまのところ公的に認められていない

僕は水道水のにおいが苦手なので、蛇口型浄水器を使っている。安くすぐ飲めて、場所もとらず便利だ
好みに合わせて、色々試してみるといいだろう