EPSON EH-TW5650を購入してから1年が経ちました。ゲームもできてテレビ代わりにもなっています。
ワンルームで使えるか、ゲームできるか、テレビ代わりにプロジェクターはどうなのかという疑問や、使い勝手について書きます。
EPSON EH-TW5650 レビュー 詳細
サイズ感
309mm×278mm×107mm、約3.5kgと、中型機では一般的なサイズです。
オフィスの、小さい会議室に置いてあるイメージです。
自宅にあると若干場所を取る感じにはなりますが、部屋の隅に置くケースが多いので、大きさも重さも特に気にならないでしょう。
目に優しい
モニタは、液晶の裏から光をあてて、その光が人の目に入ります。
プロジェクターは、光を壁に照射して、その光を見るので、見る光の量が減ります。
映画館がまっくらなのに眩しくないのは、そのような理由のようです。
接続
HDMI、Wifi、Bluetoothなどが使えます。
スマホ(Android)やPCの画面も映せます。
スピーカー
普通に使う分には十分かと思いますが、映画などで迫力が欲しい場合は、やはり外付けのスピーカーが良いですね。
明るさ
メーカーサイトでは、明るいところで使う場合は2000ルーメン以上を推奨しており、これは2,500lmなので満たしています。
プロジェクターというのは、光を映し出す性質上、暗い部屋で使うものなので、暗ければ暗いほど綺麗に見えます。
明るいとぼやっとして、特に黒色の部分が見えなくなります。
下記に、自宅の白い壁に映した写真を載せますが、肉眼に近い雰囲気に編集しています。
肉眼とカメラ、照明・カーテン・スクリーンの有無によっても見え方に差が出ますので、参考程度に留めてください。
カーテンなし・照明あり
左の窓から日差しが入って、左側が白っぽくなっています。
見づらいなーといった印象です。
厚手のレースカーテン・照明あり
カーテンがあるとだいぶ違って、少し白っぽいが見れる状態になります。
ものにもよりますが、家の照明は日差しに比べると大した明るさではないので、大きな影響はない印象です。
レースカーテンの手前にある、ドレープカーテンを閉めれば更に。
部屋を暗くすればまた更にと、暗いだけ綺麗に見えるようになります。
映し出される画面サイズ
メーカーサイトを見ると、60~300型まで映せるようです。(フルHD)
自宅では、プロジェクターから壁まで2m程度ありますので、70型テレビと同じくらいの大きさで見れているのかなと思います。
壁から離すほど大きくなり、同じ位置でもある程度は調節できます。
70型のテレビを買おうとすると、20万前後しますし、場所もすごく取ります。
プロジェクターであれば、10万前後と半額で変えますし、画面が大きすぎた場合も、柔軟に対応できます。
プロジェクターの置き場所
綺麗に映す為には、設置場所と映し方の調整が必要です。
壁の正面に、ある程度の距離を取って設置できる場合、簡単に調整できます。
しかし、よっぽど広い部屋でないと、部屋の真ん中にプロジェクターなんて置けませんよね。
天井から吊り下げたりも、賃貸では難しいです。
そこで、斜めに照射する選択肢が出てきます。
斜めに照射すると、映像に歪みが発生するので、これを調整する必要があります。
この商品は細かく調整できるようです。
メーカーサイト
斜めの角度が多ければ多いだけ歪み、映像が横長になっていきます。
自宅では、部屋の角に台を起き、その上から約30度で映していますが、設置距離の関係もあり、調整に時間かかりました。
調整の結果が、さきほどの「厚手のレースカーテン・照明あり」の画像になります。
上辺と右辺はまっすぐですが、テロップ部分が右上に歪んでいますね。
調整できる範囲にも限界があり、ここを妥協点としました。
普段映像を見ている時はあまり気になりませんが、このように見ると少し気になりますね。
騒音
初期設定ではあまり気にならないレベルです。
明るさの項目で貼ったキャプチャは、初期設定の状態です。
明るさを上げると音が大きくなり温風が出てきて、結構気になります。
無音のテレビやモニタと比較すると、当然音がしなかったものから音がするようになるので、神経質な人は注意です。
ランプの寿命
テレビと違い、電球(ランプ)の寿命があります。
使用時間が最短で約4400時間を経過したとき
メーカーサイトを見ると上記のように記載があります。
いくつかシュミレーションしてみましょう。
週末映画を見る(2時間):4400時間 ÷ 2時間 ÷ 365日 = 約6年
毎日テレビを見る(6時間):4400時間 ÷ 6時間 ÷ 365日 = 約2年
※テレビを見たい場合、別途チューナーが必要です。
僕はテレビを見ないので、6年も持てば十分です。
購入前はテレビ用にも考えてましたが、購入を機に、以下の理由でテレビを見ること自体を辞めました。
- ランプの寿命が気になること
- テレビよりも電気代がかさむこと
- 見たい番組がないこと
- テレビは時間泥棒であること(つい、ながら見してしまう)
- NHKの集金から逃れること
僕の使い方
AmazonPrimeの映画を見る
プロジェクター + Chromecast + Bluetoothサウンドバー(スピーカー)で見ていますが、大画面とウーファーの低音が迫力満点で、すごく満足度高いです。
ますます映画館行かなくなりました。
電源オン・オフを、GoogleHome(Nest)の音声認識で行っていて、便利です。
ゲームをやる
主にSwitch(スプラトゥーン2、ゼルダ)ですが、遅延など感じられずに、楽しくプレイできてます。
馬に乗って草原を走ったりするだけでも、迫力があって楽しいです。
画面が大きいと視線移動が多くなってしまうので、TPSのような動きの激しいゲームより、ある程度のんびりやれるゼルダのほうが合っていますね。
EPSON EH-TW5650 レビューこんな人におすすめ
- 迫力を求めたい
- 値段を抑えて大画面で見たい
- テレビが眩しく感じる
- 家をホームシアター・映画館っぽくしたい
- 大画面でのんびりゲームしたい
EPSON EH-TW5650 レビューまとめ
設置と調整に少し時間がかかりますが、そんなに移動させるものでもないので、最初にやってしまえば、あとは電源入れるだけです。
テレビを見なくなるきっかけにもなって使える時間が増えましたし、NHKが来ても「テレビありません」と強気に言えるようになりました。
スクリーン付きもあり、あったほうがより綺麗に見られるのだろうと思いますが、白い壁紙であること(メーカーサイトでも公認)と、場所を取るので購入しませんでした。凹凸のある壁で、よーく見ると若干気になりますが、問題なく使えています。
費用対効果が高く、かなり満足度が高いので是非おすすめです。
高価で置き場所を取る物ですので、有料ですが、まずはレンタルサービスで試してから購入するのがおすすめです。
あなたも、自宅にいながら、大迫力で映画を見てみませんか?
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