Kensington SlimBlade 使いやすく、腱鞘炎でも痛くないマウス

家電・デジタル
ケンジントン スリムブレードを愛用中なのでレビュー

機能

有線接続(高耐久ケーブル)、左右対称デザイン
4ボタン+2ボタン(2つのボタンの組み合わせ)、ボタン割り当て
55mmトラックボール、ツイストスクロール

使用感

ボタン

ボールの上下左右に4ボタンとシンプル。上のボタン2つまたは、下のボタン2つの同時押しの2パターンにも、機能を割り当てられる
左右対称なので、左に置くのも良い
下記のように割り当てて使用している
左上が戻る、右上が中(ホイール)クリック、左下が左クリック、右下が右クリック、上同時押しで進む、下同時押しは割り当てなし
クリック感はしっかり目で、音は大きめ。すこし安っぽい
大きなボタンと平らなデザインで、押す指の自由度が高くて使いやすい。表面がつるっとしていて、すこし高級感があるが滑りやすい

ボール

人気のロジクール m575が34mmで、これは55mmと2cmも大きい。ボールは大きいほど安定感があり、少ない動作でスクロールができる
そして大玉をころがすのはなんだか楽しい
ボールが固定されていないので、とりはずして掃除がしやすい
トラックボールマウスは構造上、ボール支持部分に汚れがたまり、週1程度は拭わないと動きが悪くなる
また、スムーズな転がりに一定の油分が必要だ。基本的には手の油分で十分だが、清掃後や気温が低いところで使うとスムーズでなくなるので、なんらかの油分を足す必要がある
公式サイトでも定期的な清掃とワセリンの塗布が推奨されてる
油分選びは奥が深い。シリコン系だと持ちが悪いがスムーズ、フッ素系だと持ちが良いがシリコンよりスムーズさにかける、におい、安全性など様々
フッ素スプレーのボナンザを崇めるような情報も見るので試してみたが、大きな違いは感じられなかった
色々試してるうちにどれでもよくなり、家にあるものや、体の油分を使うことに落ち着いた

独自機能のツイストスクロール

ボールを捻るように動かすとスクロール機能になる。メッキ部分に指を当てながらボールを動かすとスムーズで、これが直感的でとても使いやすい
カーソルとスクロールどちらを動かすかは、ボールが動く向きをセンサーで判断している様子。横の動きだけだとスクロール、縦の動きが加わるとカーソルが動く
よくもわるくもセンサーがしっかりしており、スクロールのつもりがカーソル操作になることが時々ある。一般的なマウスのホイールのように、大ページや頻繁にスクロールしようとすると誤操作しやすい
こういうときは、中クリックでスクロールモードにするか、スクロールバーをドラッグして動かすようにしている
ツイストスクロールのときに、内蔵スピーカーからスクロール音がするが、これが大きめで気になる
音を消す隠し操作?が公開されていた。「マウスの左上、左下、右下を2秒押し続ける」と、スクロール音がオン/オフする
説明書には載っていない、有志に感謝。こんなスーファミみたいなことを令和にやれて楽しかったw

保証期間で無償交換してもらった話

4年使ったころ、定期メンテをしてもボールの滑りが改善しないと感じるようになった
5年の保証期間内だったので、日本のKensington正規代理店であるアコ・ブランズ・ジャパン株式会社に連絡し、無償交換してもらえた

流れ

– 会社のページから問い合わせ
– 次の日に連絡があり、型番や症状を伝えた
– その日中に連絡があり、新品を送るので住所を教えてほしいとのこと
– 2日で届き、新品が入っていた梱包材を使い、故障品を返送
問い合わせから発送まで約3日。爆速で対応してもらえて感謝
5年保証だったが、3年保証に移行しつつあるらしい
新旧を比べてみると、型番は同じ(K72327JP)なのに、支持球の色が赤から白に変わった
返送の流れで代理店に聞いてみると、人工ルビー(赤)から、セラミック(白)に仕様が変わり、他の変更は知らされてないとのこと。耐久性が上がったのかな
そして、新版を使ってすぐ気づいたが、左手前の足が数ミリ浮き、ガタツキがある
ゴムの厚みは同じように見えるので、本体にねじれがありそう。最近のモデルでよくあるらしく、返品もめんどうなので、足にマステを3枚重ねて貼って使うことにした

マウスと腱鞘炎

一般的なマウスを長らく使っていたが、あるとき手首が痛むようになった
それから親指トラックボールであるm570・m575を4年使い、親指が腱鞘炎になった
その後手のひらトラックボールであるスリムブレードを4年使っているが、どこにも痛みはない
腱鞘炎になるならないは、個人差が大きいが、状況を思い返すと、負荷が集中するのが良くないと感じた
一般的なマウスはカーソルを動かすたびに手首を上下させ、親指トラックボールは親指を左右に動かし、負荷が集中する
スリムブレードは手首に角度がつきにくいし、ボールを動かすのは三本の指の腹なので負荷が集中しにくい
また、左右対称デザインなので、左に置いて左手で使うこともできる
腱鞘炎でも使える、これが個人的には一番大きい

良いところ

– シンプルでありながらとても使いやすい
– 大玉とツイストスクロールの楽しさ
– 体(腱鞘炎)に優しい

気になるところ

– ボタンの押し心地や音が安っぽい
– つや消し仕上げのほうが滑りくいし、見た目も好み
– 大きい、重い(約306g)、ボールが固定されていないので持ち運びしづらい

まとめ

Kensington SlimBladeは、シンプルで使いやすく、体に優しいお気に入りのマウスだ
初版の日本での発売が約20年前の2009年なのに、形がほぼ変わっていないことは、完成度の裏付けとも言える
無線が好みなら、Kensington SlimBlade Pro を選ぶのもありだ。価格差は少ない