選んだ理由
最初の滞在地は千葉の南房総。
日本一周の北上ルートに重なるのと、鋸山の石切場跡が気になっていた。
いざ南房総
横浜駅から高速バスでアクアラインを通って、袖ケ浦バスターミナルまで約45分。予約不要かつ交通系ICで乗れるのでスムーズ。同じルートで通勤してるひとがいるのも、頷ける。
袖ケ浦バスターミナルから、袖ケ浦海浜公園までは徒歩で約1時間。天気の良い日だったので、あえて歩くことにした。旅の始まりの日に、天気の良い知らない街を歩くのは気分が良かった。
展望台に登ったり、海を見たり、鳩に餌をやる人を見てのんびりした。
鋸山へ
袖ケ浦駅近くの、レストラン菜心味で日替わりランチを食べた。団体が入ったタイミングでばたばたしていたが、接客もよく、ちゃんと美味しかった
電車で鋸山に向かう。袖ヶ浦あたりから電車の本数が減り、基本30分待ちだった。5分に一本はくる沿線に住んでいたので新鮮。
ロープウェイもあるが、自然を感じたかったので徒歩で登った。
鋸山は軽登山
登るペースを間違え、傾斜の増えてくる中腹でばててしまった。休みながら進み、なんとか展望台へ。見晴らしがいい。登山の醍醐味である。ほぼ時間通りの120分で往復できた。
途中の石切場は、マイクラのブロックのようでおもしろく、迫力があった。こんな高いところにある石を、きれいに切って、運べるものなんだろうか。
ぬかるんだ下りで、二回すべって尻もちをついた。すべりそうだなと思いつつ踏み込み、案の定すべる自分のまぬけさに笑った。怪我しなくてよかった。
BEACH CAFE kamogawaでディナー
安房鴨川駅(あわかもがわ)近くの、BEACH CAFE kamogawaにて、ディナー。おしゃれで広い店内で、ビーチプレートを頼んだ。価格はすこし高めだが、品数も多く美味しかった。大満足。
ドリンクのPOGが気になり、店員に聞くと「新人なんでわからないです」とのこと。メニューにあるものなので、聞いてきてほしかったところ。ドリンク自体はフルーティで美味しかった。
ちなみにPOGを調べてみたところ、パイン・オレンジ・グァバを混ぜたもので、トロピカル界隈では一般的らしい。ここで自分の中のグァバブームが来たように思う。
青春を見た
宿泊先のチェックインまで時間があったので、ぶらついた。海岸沿いに学生が集まっており、だべったり、走り込みしたり青春を感じた。
民宿でハプニング
チェックイン予定の民宿に向かうと「明日かと思っていたので準備していない」との返答。
不満に思いつつも「あぁ、これが旅か」とすこし嬉しくなった。良い経験として割り切り、別の宿を探すことになった。
ひだまりINNにIN
近くの宿はすべて受付終了していた。暖かったし初日でテンションも高かったので、近くの公園で野宿もありかと楽観視していた。
隣駅の安房天津駅(あわあまつ)にある、ひだまりINNに空き室を発見。一泊10000円と予算をすこしオーバーしていが、次の日に疲れを残したくなかったので、泊まることに。
この宿は一部屋貸切で、スマートロックのパスワードが送られてくると、そのままチェックインできるシステム。便利になったなとすこし感動。
パスワードが送られて来る前に宿に着いたため、併設のフロントによって受付した。急に行ったのに、丁寧に対応してくれてありがたかった。部屋もきれいで広く、割安感があった。感謝。
炎天下を歩き周り、軽登山もしてへとへと。旅初日からはしゃぎすぎたと少し後悔。
なかなか濃い旅のはじまりであった。
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